日本国内では管用テーパーねじとしてRねじが使用されていますが、アメリカではNPTねじ(National Pipe Tapered Thread)が一般的に使用されています。
呼び径が同じ場合(1/4NPTとR1/4等)、見た目では判断することが難しいほど似ています。その一方で、実際にはピッチ(ねじ山とねじ山の間隔)とねじの角度が異なるため互換性がありません(そのためメーカーや製品によっては刻印等で識別を容易にしていることがあります)。
このように厄介なねじと言えるのですが、米国製の装置や航空関連用途等、一定の頻度でお客様からお問い合わせをいただくねじでもあります。