今回は、圧力計についてご説明します。
圧力計は、日常生活の中でなかなか見る機会はありませんが、流体の圧力を測定する計測機器です。
こんな形をしています。
例えば、水道やガスも家庭に供給される適切な圧力が設定されていて、私たちは安全に使用する事ができています。
これは、圧力を確認するために圧力計(圧力センサ)を用い、適切に管理されているからです。
また、工業用途では、配管を使用して流体を制御する場合には必ず圧力計(圧力センサ)を使用して、安全確保や品質保証に役立てています。
※イメージ
様々な業界で使用され、用途に応じて、ライフライン、自動車、建設機械、半導体、薬品、食品、化粧品など様々な環境に合ったものがあり、どれも違う圧力計があります。
その為、圧力計は用途に応じて、適切な商品を使用する必要があり、当店では5000種類以上の在庫をして、様々なニーズにお応えしています。
※圧力について
まず圧力とは単位面積あたりにかかる垂直な力をいいます。
圧力の大きさを表す基本単位はPa(パスカル)です。
基準とするポイントによってゲージ圧力、絶対圧力、差圧圧力の3種類に分類されます。
1.ゲージ圧力
私たちは、大気圧の中で生活しています。多くの場合は大気圧との差を計測するため、大気圧を基準(0 Pa)とした圧力が使用されます。これがゲージ圧力です。
大気圧より高いゲージ圧力は正圧、大気圧より低いゲージ圧力は、負圧と呼ばれます。
2.絶対圧力
完全真空を基準とした圧力が絶対圧力です。ゲージ圧力と識別するため、圧力単位の後に[abs.]または[a]などといった記号を付けます。アブソリュートと読みます。
3.差圧圧力
工業用途では、ふたつの圧力の圧力差を必要とする場合があり、高い圧力と低い圧力の差を測定する圧力計が差圧計です。