今回は、圧力計のアクセサリ の中でパイプサイホンについてご紹介します。
一般的に圧力計は、使用できる温度範囲が設けられており、長野計器の機械式圧力計の場合、周囲の温度及び圧力媒体の温度が-5~45℃までとなっています。
この範囲を超える流体を計測際には、耐熱用の圧力計を使用しますが、
それでも対応できない場合は、パイプサイホンを使用します。
また測定体が蒸気の場合にも、圧力計を保護する目的でパイプサイホンを使用します。
圧力計と圧力源の間に入れて、測定流体の熱を放熱させることにより温度を下げ圧力計を保護する仕組みです。
その冷却効果は設置環境(室温、通気状態)により異なります。
より効果を上げる為に設置環境も検討する事が必要です。