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圧力計のハリヌキ(針抜き)

2017/10/30(月)

圧力計のハリヌキとは、その名前のとおり圧力計の針(指針)を本体から外す際に使用する専用の工具です。

 

圧力計のゼロ点を調節する時や分解して内機の中を見るときなどに使用します。

 

長野計器では、FS20-001(小)、FS20-002(大)2種類のハリヌキが用意されています。

 

普通形圧力計や密閉形圧力計など多くの機械式圧力計ではFS20-002(大)を使用します。
また、推奨はできませんが他社製の圧力計でも、そこそこの製品で使用可能です。

 

FS20-001(小)は微圧計の中で、圧力が低いレンジGL10-231×2kPaなどの指針で用いられます。
低い圧力では内機受ける力がとても小さく、伴ってピニオンへ伝わるトルクも小さくなります。
ピニオン軸の太さも、比較的高圧レンジの圧力計に比べると随分と細くなっています。
長野計器の製品では、ピニオン軸の大きさが小さくなる境目が2kPa辺りにあるようです。
→GL10-231×2kPa【商品ページへ】

 

注意点:異なるサイズのハリヌキを使用すると圧力計本体やハリヌキが壊れてしますため、サイズが合わないと感じたら無理をせずに作業を中止されることを推奨いたします。
また、ゼロ点止めがついている圧力計の場合指針を外すとゼロ点を調整することが困難な状態になりますのでご注意ください。
検査・校正を実施している場合、指針を抜いた時点で校正値の信頼性がなくなってしまいます。お気を付け願います。

 

圧力計は精密な計測機器ですの指針を外しを伴う修理・分解は適正なルールの下、慎重に行われるようお願いいたします。

 圧力計のアクセサリ(周辺機器)